秦野版 掲載号:2018年3月2日号
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笑顔溢れる湯の沢サロン 民生委員と自治会が作る交流の場

社会

落語で盛り上がる自治会館
落語で盛り上がる自治会館
 秦野市菖蒲と松田町の境にある湯の沢団地は、その3分の1、80世帯が秦野市内にあり、秦野湯の沢団地自治会(永井利幸会長)に所属している。高齢化率48%と高齢者が増える中、同自治会と民生委員の稲葉すみ子さんらは、自治会館で「湯の沢サロン」を開き、レクリエーションや交流の場を作っている。

 湯の沢団地は国道246号の寄入口交差点近くにある。昭和50年代後半に造成され、都心に勤務しながら庭付きの家で暮らしたいと移り住んだ人も多かったという。永井さんは「川がきれいで気候がよく、岩盤が地震に強くて揺れが小さい」と魅力を語った上で「でも、団地の坂は高齢者には辛く、バスの本数が少なく買い物や病院に行くには利用しづらいのでは」と漏らす。

 同自治会館ではコーラスや絵手紙のサークルのほかに、5年ほど前から部屋を無料開放する「茶論(サロン)」で毎週金曜日に自治会員が集まり茶飲みとお喋りを楽しんでいた。2年ほど前に西地区社会福祉協議会からサロン活動を積極的に普及・拡大するよう話があったことから、2016年度は既存の茶論のほかに、3カ月に1回位のペースで湯の沢サロンを始め、2017年度は月1回第3金曜日の開催で本格始動。認知症予防体操のコグニサイズや脳トレ、宅配弁当の試食会や豚汁を作って食べる会などを企画してきた。

 また、西地域高齢者支援センターの職員による血圧測定や健康相談、菖蒲駐在所の警察官が振り込め詐欺について直接話をする場も設け、好評を得ている。

 サロンで出されるお菓子には、役員の加藤秀子さん(71)が作った懐紙が添えられる。懐紙は加藤さんが障子紙に顔彩で絵を描いたり、チラシの切り抜きを貼ったりしたもの。加藤さんは3年前まで亡くなった夫の介護を28年間続けており、家の中での楽しみとして自己流で描き始めた。「これまで介護で自治会活動にあまり参加できなかったから、今年度から役員として参加し始めたの」と加藤さん。稲葉さんは「おもてなしの心が参加者の方に喜ばれているんですよ。団地内にはまだ隠れた特技を持っている人がいるはず。協力してくれる人を見つけていけたら」と話している。

 2月25日に開かれた第10回湯の沢サロンは「湯の沢落語会」と題し、柳家一門の花いちさん、小んぶさん、緑君(ろっくん)さん3人の噺家を招いた。会場いっぱいに集まった人たちは大笑いして手を叩いたり、涙を流すほど笑ったりして楽しんでいた。参加した70代の女性は「昔から落語が好きで東京に通っていたのよ。とっても楽しかった」と話した。

加藤さんが作った懐紙
加藤さんが作った懐紙

秦野市鶴巻南1-1-5

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