秦野版 掲載号:2018年4月13日号
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秦野市 文化芸術活動に助成 基金活用し新制度スタート

文化

 秦野市は「文化振興基金」を活用した新たな助成制度を開始する。文化芸術活動を行う個人や団体に対し助成を行うことで、市の文化芸術の向上や普及を目的としており、4月16日(月)から受け付ける。

 「秦野市文化振興基金」は、1991年度に市民文化の振興を目的に市民や団体、企業などからの寄附金を財源に設置された。当初は財団の設立を視野に積み立てを行っていたが、2013年度に財団の設立は不可能であるという判断から目的を変更し、文化振興のために活用しようと検討を開始。2017年度に有識者などからなる「文化振興基金活用懇話会」を立ち上げ、制度開始にむけ具体的な検討を行ってきた。

 今年度から新たに開始される助成制度は、原則として市内に居住または活動拠点を有し、文化芸術活動を行う個人、または団体を対象としている。ただし、例外的に市外の個人や団体であっても、その活動が秦野市の文化芸術の向上や普及に寄与するものと認められる場合には、対象となることもあるという。

個人10万円・団体30万円上限に助成

 文化芸術活動の範囲は国が定める文化芸術基本法で掲げられているものとし、助成対象経費は人件費や会場設営費、広告宣伝費、事業制作費など。食糧費や備品購入費、交通費、懇親会費などは除くとしている。

 助成額は対象経費の2分の1以内で、個人で10万円、団体で30万円が上限。助成は同一の事業者につき1年度あたり1回までで、同一事業への助成は連続5回までとなる。予算は単年度ごとに組まれ、2018年度は400万円の予算を計上し、予算の範囲内で助成が行われる。

 2018年度の募集期間は4月16日(月)から6月15日(金)まで。申請書を提出し、それに基づき文化振興基金活用懇話会での評価などを踏まえ市長が決定を行い、交付の可否が通知される。事業終了後は2週間以内に報告書を提出し、収支決算書による交付金額の確定後、助成金が振り込まれるという。

 申請書は市生涯学習文化振興課で配布しているほか、公民館や文化会館、市ホームページでもダウンロードできる。同課では「対象を幅広く設けたので、市のものを活用した活動や、独創性や将来性のある活動などに基金を利用してもらえれば」と話す。問い合わせは、同課【電話】0463・84・2792へ。

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