秦野市内で最も古い上秦野神社の神輿と、次に古い須賀神社の神輿の渡御が4月第一週の週末に行われた。
須賀神社大改修後初のお披露目
4月7日、正午過ぎ。担ぎ手たちの「オリャッ!オリャッ!」という威勢の良い掛け声と共に、須賀神社(羽根714)から神輿が宮出しされた。
この神輿は江戸時代に「明王太郎」と呼ばれる大工一門によって作られたもので、上秦野神社の神輿に続いて市内で2番目に古い神輿だ。老朽化が進んでいたことから改修することに決め、氏子衆や自治会などから寄付金を募り、使える部分はできる限り残し、修繕中にわかった新造当初の色も再現したという。
改修後、初のお披露目となった7日の例祭には氏子や地元住民らも集まった。担ぎ手らはうねるように右へ左へと練り歩き、町内を回った。
上秦野神社建造230年市内最古の神輿
上秦野神社(菖蒲1417)では4月7日と8日に神輿渡御が行われた。神奈川県では鶴岡八幡宮(鎌倉市)に次いで古く、担ぎ続けられている神輿としては県内最古だという建造230年の歴史を持つ神輿だ。2015年に大修復が行われ、氏子若衆による青年會のメンバーらが毎年担ぎ続けている。
7日の午後3時頃、境内には上秦野神社の神輿と柳川の御霊神社の神輿、八沢の八坂神社の箱が並んだ。神事のあと、菖蒲・柳川・八澤の3青年会の会長らが挨拶。宮出しが行われ、1基ずつ神社の階段を下った。上秦野神社と御霊神社の神輿はそのまま神輿渡御へ。八坂神社の担ぎ手らは御霊の入った箱を神社まで運び、神輿に入れて神輿渡御に向かった。
お仮屋で夜を過ごし、8日にはまた町内を巡った3基。夕方頃、それぞれの地域から戻ってきた3基の神輿は、上秦野神社の大鳥居前に一列に並び担ぎ手らの掛け声と共に次々に階段を駆け上がって宮入りした。
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|