長年にわたる交通安全活動への貢献に対し、秦野警察署は6月14日、秦野市交通安全協会の前会長・中田定美さん(75)と同協会前副会長の門倉克己さん(74)に感謝状を贈呈した。当日は村山英彦署長が2人に感謝状を手渡し「交通事故抑止への市民意識の高揚は、各地区で地道な活動をしてくれる皆さんがいたからこそ」とあいさつ。「信念がなければ続けることはできない。頭が下がる思いです」と感謝の意を表した。
中田さんは1981年に同協会南支部役員に就任し、その後、理事や副会長などを歴任。今年6月6日に退任するまで、会長職には6年間在任した。在任中は同協会の組織改革を進めたほか、37年間にわたり交通事故防止活動に尽力してきた。中田さんは「多くの人と知り合いになれたことが宝物。感謝しかない。今後も動ける間はお役にたてるように頑張りたい」と話した。
門倉さんは1987年、同協会大根支部役員に就任し、その後、代議員や理事、副会長を歴任した。地域交通安全活動推進委員も務めるなど、約31年間にわたり交通死亡事故抑止、事故防止活動などを行ってきた。門倉さんは「長いようで短かった。身体が元気だったからこそ続けてこられたと思う。中田会長のもと一致団結し、活動できたことは本当に良かった」と振り返った。
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