県動物保護センター(平塚市土屋401)で6月18日、動物保護団体主催の「来年壊されるセンターの現実を知ってほしい」と題した施設見学会が開かれ、市内外から30人が訪れた。来年には、旧舎は取り壊されるため、殺処分機は無くなるといい、「これまでの現実感が薄れてしまうのでは」と企画された。見学会では、保護されている動物の現状についての説明の後、収容されている犬・猫舎の見学、数年前まで稼働していたという殺処分機も公開。参加者は真剣な表情で見学していた。
真鶴町から参加した石川祥子さん(45)は、友人の勧めで今回初めて参加した。施設見学を通して「人間の身勝手な行動は許されないと思った」と話した。
現在このような動物たちを守るために「かながわペットのいのち基金」を募集している。保護された犬や猫たちのケガや病気の治療、人と暮らすためのしつけなどを行い、譲渡を推進していくために活用される。
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