公民館の改革について 議会活動報告 「時間貸しの貸館化」から「まちづくりの拠点施設化」へ 市議会議員 古木勝久
平成30年第2回定例会が6月7日から開催され、27日に閉会しました。3項目にわたって、一般質問を行いました。
今号では「公民館の管理運営」に関する質問の概要をご報告します。
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質 今年1月の市長選のマニフェストには、「公民館の地域における役割の再検討・まちづくりの拠点施設化」とあるが、その具体の考えはどのようか。
答 公民館の機能を強化し、「多様な学習活動の場」、「行政のサテライトの場」等、融合的な施設にしていきたい。
質 全国的な傾向として、行政のスリム化が進む中で、公民館が縮小傾向にある。一方、地域力の一翼を担ってきた自治会や老人クラブ、婦人会、子供会等の加入率が下がっている。文部科学省は公民館職員の「奮起」を促している。しかし現実は公民館のマンパワーには厳しいものがある。市長の考えはどのようか。
答 公民館の「まちづくりの拠点施設化」をめざしていくために、必要な人的体制を段階的に整えていきたい。
意見 平成12年前後の社会教育法の改正で、公民館に社会教育主事や社会教育指導員等の専門職が配置されなくなった。社会体育指導員も名称を変え、公民館や学校と関連のない役割に変わった。こうした流れが、地域に何をもたらしたのか、検証されていない。一方、公民館を時間貸し、貸館化を推進するような公共施設マネジメントの考え方が、勢いをつけている。これまで以上の工夫と改善で、マニフェストの実現に取り組んでいただきたい。
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一般質問では、他に2項目を質問しました。平成28年度に発生した不適切な事務処理の検証のあり方と震生湖の保存施策について提言しました。
次の議会活動報告は第3回定例会終了後の10月初旬を予定しています。
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