秦野市堀西の新生町自治会館で8月25日、福祉けん玉のサークル「にこにこひまわり会」(岩田紀子会長)が発足した。新生町自治会(木村孝雄会長)の部会として、75歳以上の自治会員やその家族が軽い運動や交流を目的に、けん玉を楽しむというもの。木村会長が故郷・山形県の有限会社山形工房で作られる福祉けん玉を知り、「認知症予防に繋がれば」と声をかけた。福祉けん玉は競技用に比べ皿が25%大きく、技が決まりやすく作られており、専門家から、指先を使ったり膝を屈伸させたりする運動がもの忘れや認知症予防にも効果的だと言われている。
この日は自治会役員や組長など13人が集まり、福祉けん玉を体験した。男性陣は「子どもの時以来だよ」と言いながら真剣な面持ちで「灯台」などの技に挑戦。50〜70代の女性も夢中になり「血の循環がよくなった」「できると嬉しいね」と笑顔で話した。自治会役員の下川如矢(ゆきや)さん(81)は「以前は夫婦で頻繁に公民館のイベントに参加していたが、去年家内が亡くなってから一人じゃ行きにくかった。皆と一緒にいることを強く勧められがちだが、家に一人でいる時もできるのがいい。ハマっちゃうね」と話した。
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