神奈川県は9月19日、2018年7月1日時点での基準地価格を発表した。この地価調査は県が毎年1回実施しているもので、同じく国が毎年1回公示している公示価格と共に、一般の土地取引価格の指標として利用されている。
基準地価格とは基準値1平方メートル(林地は10アール)あたりの正常な価格のこと。秦野市では住宅地18地点、商業地4地点、工業地1地点、林地1地点で調査を実施した。
用途別でみると、住宅地は全地点で下落傾向にあり、平均変動率はマイナス2・5%。平均価格は8万4900円となった。最も価格が高かったのは「今泉字諏訪下478番7」で11万8000円(前年11万9000円/変動率マイナス0・8%)。一方、最も下落幅が大きかったのは「北矢名字おおね台666番143」で変動率はマイナス5・0%だった。
商業地については、平均価格が17万5300円で、平均変動率はマイナス2・3%。商業地も全地点で下落した。最も高い価格となったのは「本町2丁目2672番30」で21万5000円(前年22万円/変動率マイナス2・3%)だった。
工業地は「堀山下字荒井ヶ谷戸320番2外」で調査され、価格は5万2500円(前年5万1300円)。変動率は2・3%で、今調査で唯一の上昇地点となっている。
また、林地「渋沢字下山1697番3」の価格は128万円(前年129万円)。変動率はマイナス0・8%となった。
県全体の平均変動率を見ると、住宅地では変動率が0・0%で横ばい、商業地(平均変動率2・0%)・工業地(平均変動率2・2%)はそれぞれ6年連続の上昇となっている。
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