はだのブランド「みっけもん秦野」の第7回認証品が決定し、11月5日に秦野商工会議所で認証書授与式が行われた。今回は2店舗3品を認証。はだのブランドの認証数はのべ36点となった。
「みっけもん秦野」は、はだのブランド推進協議会が秦野ならではの地域資源を生かして作った商品やサービス等を認証する制度で、2012年度から開始している。今回8点の応募があり、「理念・姿勢」「独自性・希少性」「信頼性・安全性」「市場性・将来性」の4項目を審査。基準をクリアした3品を認証した。
認証されたのはスイーツガーデンサクララ(尾尻・吉野大輔オーナー)の「はだのだっくわーず」、有限会社北京館(鈴張町・三浦義政代表取締役)の「丹沢旨ラー油」と「秦野名水極味(きわみ)麻婆豆腐」。
「はだのだっくわーず」は秦野産落花生パウダーやピーナッツバターを使った商品で、口に入れた瞬間、落花生の香りが鼻に抜けるのが特徴。吉野オーナーによると、パッケージの緑は丹沢の山をイメージしており、ギフト箱のデザインにも工夫がされているという。「落花生だけでなく、今後自社ブランドとして他の秦野の素材を使った展開も考えています。秦野土産として持って行けるものになれば」と話す。
「丹沢旨ラー油」は食べるラー油が話題となった際に三浦社長が流行をとらえ、地元素材でアレンジしたもの。秦野産落花生を使用し、北京館秘伝のスパイスが入った手作りのオリジナル商品となっている。「市内だけでなく県外からもインターネットを通じて購入して貰えているが、もっと発信していかないといけない」と応募したという。
また「秦野名水極味麻婆豆腐」は、北京館のメニューとしてあった麻婆豆腐をより地元にこだわった一品として改良。秦野名水手作り豆腐と秦野産門倉ポークを使用したほか、辛さレベルを弘法山や塔ノ岳など地元の山の高さに例え、5段階調整できるようにした。「今後はレトルトパウチなども考えています」と三浦社長は話す。
授与式では為崎緑審査委員長が「今回の認証品は秦野の素材をうまく使い、美味しいだけでなく記憶に残る味でした。市外へのギフト需要も見込める」と講評。同協議会の佐野友保会長は「認証されたものをどう普及するかが重要。消費者に喜んでもらえるものとして、販売に力を入れてほしい」と激励した。
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