チームワークがバッチリの秦高女子陸上部の選手
県立秦野高校女子陸上部は11月18日（日）、埼玉県熊谷市で行われる関東高校女子駅伝大会に出場する。今年は記念大会のため、１位になると全国大会出場が決まる。
秦野高校は、11月４日に山北町丹沢湖周回コースで行われた全国高校駅伝競走大会神奈川県予選で１時間13分23秒で５位に入賞した。６位以内入賞条件をクリアし関東大会出場となった。
高校女子駅伝は21・０９７５Kmを５人で襷リレーする。県大会では序盤から上位をキープ。中盤から終盤にかけて順位を１つずつ落としたが、全体的に大きく崩れることなくゴールした。
「今年のチームは昨年よりも力を付けた」とキャプテンの柏木渚さん（３年）。練習方法を大きく変えたわけではないというが、怪我をしないことや日頃の練習から自信を持って取り組むことなど、精神面の強化を重点に置いて取り組んできたという。成果はタイムにも表れ、県大会では昨年よりも約２分縮めた。それでも「後ろを気にしすぎた走りになり、攻めに欠いたレース展開になった。上位を狙う貪欲さが少し欠けていたと思う」と柏木さんは振り返る。「今は皆、モチベーションは最高潮」と雰囲気も良い。関東大会では、県大会での反省点を踏まえ、選手一丸となって１位を目標に、全国大会出場をめざす。
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