秦野版 掲載号:2018年11月16日号
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秦野産小麦の地産地消を目指す秦野小麦出荷組合組合長 小泉 貴寛さん 菩提在住 41歳

「大らかでありたい」

 ○…11月13日、秦野小麦出荷組合が育てた「秦野産小麦」の原麦(げんばく)が初めて正式に伊勢原市の石臼製粉プラント ミルパワージャパンに届けられた。JAと共に秦野産小麦の地産地消を目指し2年。今週末の農業まつりでは市内の店舗によってパンや麺となり、お披露目される。

 ○…菩提生まれ、北小・北中・曽屋高出身。少年時代は、”恥ずかしがり屋さん”だったという。観葉植物やバラなどの花き農家だった父・達雄さんの背中を見て育ち、大学卒業後は農業アカデミーへ。24歳で就農した。

 ○…高齢化などを理由に全国で耕作放棄地が増える中、秦野も例外ではない。父が立ち上げた(株)大地の専務として、広大な面積を使う米や大豆、麦などを栽培することで荒廃地を解消しようと奮闘している。秦野市内を主に、平塚市や中井町の人からも「代わりに耕してほしい」という声があると土地を借り入れ、現在では15・7haに。大豆の生産量は一生産者として県内最大規模を誇る。「自分の所の米や大豆で作った味噌、麹などの加工品も販売しています」

 ○…「地元の人に津久井在来大豆を知ってもらえたら」と、北幼稚園のそばに持つ大豆畑に園児を招き、種蒔きや収穫の体験をサポートしている。「後日会ったとき、子どもたちが『この間はありがとう』『お母さんも喜んでたよ』と話しかけてくれる」と嬉しそうだ。

 ○…休日は4歳から小学生までの3人の子どもたちと遊んだり、家族でイベントに出かけたり。豆菓子の納品に富士見の湯を訪れる際わが子と風呂で一息つくのが至福の時。肩ひじ張らない人柄は周囲への感謝から。「麦も、製粉する人、パンを焼く人がいるから皆に食べてもらえる。人に助けられてきたからこそ大らかでありたい」と語った。

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