全国小学生ソフトテニス大会(6年生シングルスの部)神奈川県予選会が1月20日に川崎市で行われ、高橋稜空(りく)君(秦野市立末広小学校6年)が準優勝し、全国大会進出を決めた。
同大会には、県内の小学6年生34人がエントリー。全試合5ゲームマッチで行われた。4ブロックのトーナメント戦で、ブロック優勝者4人が決勝リーグに進み、そのうち決勝に進出した2人が全国大会への推薦枠を勝ち取った。
高橋君はトーナメント初戦、緊張感から相手に先制を許してしまったが、気持ちを切り替えたプレーで突破。続く2試合目は、これまでダブルスの試合では負けてしまっていた相手との対戦。「最初は思うようなプレーができなかったけど、母やコーチのアドバイスで自分らしいプレーを取り戻した」と話し、ストレート勝ちを収めた。その後の3試合目も順調に勝ち進み、決勝リーグへ。
決勝リーグ1試合目では、ミスが重なり今大会で初めて敗れた。続く2試合目では「相手を動かして攻めよう」と戦略を立てて臨み、ストレート勝ちを決めた。さらに3試合目では、どちらか勝った方が全国出場という大一番。互いに緊張する中、際どいコースを狙うことで流れを掴み得点を重ねた。しかし、3ゲーム目。際どいコースを狙い過ぎたことでミスが続き、相手に1ゲームを許してしまう。「このままファイナルゲームに持ち込まれると流れが完全に相手にいってしまうと思った」と、最後は得意なコースで攻めて勝利し全国大会への出場を決めた。
「出場枠も少ない中で全国出場が決まって、信じられないぐらい嬉しかった」と高橋君。所属する丹沢ジュニアソフトテニスクラブの小池貴之監督は「自信をもってプレーすれば、良い結果を残せるはず。全国大会では、クラブの仲間のためにも頑張って」とエールを送った。
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