秦野版 掲載号:2019年2月8日号
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ひろはた自習・相談室 (仮)寺子屋スタート基金に寄付 学びたい子どもの場整備へ

教育

内田代表(左から2番目)が高橋市長に寄付を手渡した
内田代表(左から2番目)が高橋市長に寄付を手渡した
 「ひろはた自習・相談室(内田克代代表)」は、秦野市の「(仮称)寺子屋スタート基金」に対し30万円の寄付金を贈呈した。「自分たちの取り組みが秦野市の他の地域に広がってほしい」と寄付の意義を話した。

 「ひろはた自習・相談室」は2013年に「身近なところに誰でも学べる場をつくる」ことをめざして、広畑ふれあいプラザを活動場所として始まった事業。退職教員を中心に、大学講師や大手企業の技術職OBらが「先生」を務める小・中学生対象の無料の補習塾だ。併せて小学生対象の習字教室や不登校など特別な支援が必要な児童・生徒の支援などを行う。現在約30人の小学生と約10人の中学生が通っていて、約20人のボランティアが交代で勉強などを教えている。

 この活動を高橋昌和市長が推薦し公益財団法人社会支援貢献財団が行う「第51回社会貢献者表彰」に応募。審査の結果受賞を果たし、副賞として50万円を獲得した。

 同団体は副賞のうち30万円を、秦野市が創設する「(仮称)寺子屋スタート基金」に寄付することとし、2月4日秦野市庁舎を訪問して高橋市長に手渡した。高橋市長は「今回頂いた寄付は、子どもたちの教育のために活用させていただく。学びたいと思う子どもたちの自主性の後支えにしたい」と話した。

 秦野市では、地域の力を学校運営に生かす「コミュニティスクール」や、各中学校区に設置されている「中学校区子どもを育む懇談会」などを設置し、学校と教育委員会、地域の協働による教育を進めてきた。秦野市教委は、「ひろはた自習・相談室」の取り組みを評価しており、こうした「寺子屋方式」と言える動きの広がりに期待する。

 そのため、学習の支援を行う人材の確保が課題のひとつだ。市教委は「自身のキャリアを生かして地域でボランティアをしたいという人が集まることが大切で、新たな寺子屋の設置につながる」と話す。学習支援ボランティアの募集に関する問い合わせは秦野市教育委員会教育研究所【電話】0463・86・9102へ。

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