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秦野版 公開:2019年5月24日 エリアトップへ

30カ国130人と編む五行詩集 千村の詩人 会津太郎さん

文化

公開:2019年5月24日

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「世界五行詩集」を上梓した会津太郎さん
「世界五行詩集」を上梓した会津太郎さん

 日本語と英語、フランス語で5行の詩「五行詩」を綴る詩人、会津太郎さん(65)=秦野市千村在住=が4月、『The First Anthology of World Gogyoshi(世界五行詩集I)』を上梓した(150項、8ドル)。フェイスブックの”友達”、世界30カ国130人が一人1作五行詩を作り、母国語と英語で掲載した。

 会津さんは福島県出身で、大学ではフランス文学を専攻。高校で英語を教えながら30代で俳人に師事し、五行詩の制作も始めた。2011年に福島で原発事故が起きた後、故郷への思いを五行詩に込めフェイスブックへ投稿すると次第に”友達”が増え、現在では約4950人に。2018年7月には会津さん自らが代表となり世界五行詩協会を設立した。8月以降、アジア、アフリカ、北米、ヨーロッパから寄せられた五行詩を1冊の詩集にまとめることにした。

 会津さんのほか、インド人のシグマ・サティッシュ博士ら10人が編集に携わった。SNS上で会議を繰り返し、12月にPDF版が完成。参加者から「アマゾンなら無料で出版できる」と提案があり、印刷物用に再編集。今回の発売に至った。

 「直接会ったことのない海外の人たちと文化的価値のある活動ができるなんて20年前は考えられなかった」と会津さん。「これから毎年1冊、世界五行詩集を作っていきたい」と話している。

編集に携わったシグマ博士
編集に携わったシグマ博士
『世界五行詩集I』
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