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秦野市 待機児童微増の9人 申込数は過去最多2496人

教育

掲載号:2019年5月31日号

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 秦野市は16日、2019年4月1日現在の保育所等待機児童数を発表した。今年の待機児童数は9人で昨年同時期と比べ微増。保育所等への申し込み児童数は年々増加しており、今年も2496人と過去最多を更新した。

 秦野市は2015年度から5カ年計画で「子ども・子育て支援事業計画」に基づき、待機児童の解消に向け、保育所等の定員増を進めてきた。

 2016年に待機児童数ゼロを達成したものの、社会情勢を反映し利用希望者数は年々増加。2017年には厚生労働省が定める新基準が適用され、親が育児休業中で復職意思がある場合も待機児童に含めることとなり待機児童数は49人になった。

 市はこうした状況を踏まえ、民間の認定こども園・認可保育所の開園を支援すると共に、既存の保育施設の定員変更などを進め、定員数を1年間で277人増やした。その結果、2018年には新基準の待機児童数は7人にまで減少した。

 同時に、昨年度から保育施設等の運営に不可欠な保育士確保のため「秦野市保育士等就労促進給付金」を独自施策として開始。市内の民間保育所等に就労する人や、その就労を機に同市へ転入する人に給付金を支給するもので、市保育こども園課によるとまだ利用者は少ないものの一定の成果はあがっているという。

新計画策定し対策を検討

 今年4月には、公立みなみがおか幼稚園を公私連携幼保連携型認定こども園に移行するなどの対策を行い、保育定数は85人増の2538人に。

 しかし、申し込み児童数も2496人(昨年2419人)と過去最多を更新。定数内におさまったものの年齢別で各定員数を超過し、1歳児で4人、2歳児2人、3歳児2人、4歳児1人の計9人が待機児童となった。また希望する保育所等に入れず、保留児童となっている人数も78人(昨年65人)と増加している。

 「申し込み児童数は変わらず増加傾向にあるものの、伸び率は緩やかになってきている」と同課では話す。現時点では今後も「申し込み児童数が大幅に増加する等の予測はない」そうだが、市内の保育定員増の対策も「ひと段落」しており、地域で申し込み数に偏りがあるため、保留児童の解消には至っていない。

 今年度は事業計画の最終年度に当たり、来年度から施行される新たな計画の準備期間でもある。「今後も待機児童解消を進めると同時に、少子化の中で今後の対応策を考えていく時期にある」と同課。今年度は将来的な児童数の推移などをもとに、新計画の中で今後の対応を検討していくという。
 

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