神奈川県内のものづくりを支え、他の中小企業の模範と認められる工場を県が指定する「かながわ中小企業モデル工場」に、秦野市平沢のフジ・プロダクト株式会社(陶山典之(すやま のりゆき)代表取締役社長・従業員数38人)が選ばれ、5月に指定書交付式が県庁で開かれた。1998年からこれまでに県内で124工場が指定を受けており、秦野市内で選ばれたのは5社目。
6月24日には陶山代表取締役社長ら4人が高橋昌和秦野市長を表敬訪問した。棒の先端の全天球カメラで高所や狭所の点検ができる同社の製品「点検ヤロー」を市に寄贈し、市長が体験する場面もあった。市長は「実績があっての指定。今後も市内の産業振興を引っ張っていっていただきたい」と話した。
高品質と開発への姿勢を評価
フジ・プロダクト株式会社は1972年に設立。金属加工分野で難削材の高精度加工技術を得意とし、工作機械用の金型部品、船舶用関連部品、医療用関連部品等を受注生産してきた。
今回の審査では、ISOの要求事項を満たす高い品質管理に準拠した経営を行っていることや、これまで4つのテーマで経営革新計画の承認を得るなど、日々新たな製品づくりにチャレンジする積極的な経営を続けている点が評価されたという。
指定期間は2019年4月1日から3年間。陶山代表取締役社長は「お客様からの要望に真摯に応えるために設備投資をしながら商品を開発してきた。その技術力が当社の強み。これからも信頼関係を深めていけたら」と話す。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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