秦野版 掲載号:2019年7月5日号 エリアトップへ

市内外の歴史的遺物の拓本をとり新たな歴史の発見に努める 石川 又一郎さん 桜町在住 77歳

掲載号:2019年7月5日号

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 ○…寺や観光地などに残される歌碑や記念碑などに紙を押し当て墨を叩いて文字や模様を写し取る「拓本」。その魅力にとりつかれ、市内外の様々な歴史的遺物を写し取り、時代や歴史背景など、自身の見識を加え解釈する。ただ石碑を読むだけでは分からなかったことが見えてくるという。

 ○…もともと中国古代の青銅器に残る文字を写し取りたいと始めた。ところが記念碑の石版などと異なり、立体的な青銅器は簡単にできない。立体的な対象物全体を写し取る「全形拓本」の技術を習得するため、京都の教室に10年間も通いつめた。完成した拓本の数々は解読することはもちろん、美しい美術作品としての価値が生まれる。作品は作業の許可を得た寺などに寄贈している。

 ○…1964年にNHK入社。報道局経済部記者や国際局ディレクターなどを務め、テレビやラジオなどにも出演。定年退職まで報道分野の最前線で活躍した。中国古代文字への関心の高まりとともに、NHK職員時代には休暇を利用して中国桂林の日本語学校で教師を務めた。そうした人脈を活かし、秦野市菖蒲に中国骨董の店「アトリエ246」を設け、15年間営業した。

 ○…堀山下でそば処「相州ぼそそば庵」を1人で営業している。名物はキノコ蕎麦。「秦野じゃみんなアシナガキノコを食べるけどさ。うちじゃ梅シメジとか、季節に合った天然物だけを知り合いから取り寄せて使うんだ」と胸を張る。

 ○…現在長女と夫人と3人暮らし。夫人は囲碁アマ6段の腕前で、自宅では囲碁教室を開催する。「僕は初段で、妻にはかなわない。蕎麦屋が終わると教室に通う人の相手をしたり、お茶くみとか手伝っている」と笑いながら話す姿に、おしどり夫婦の姿が見えた。

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