投票済証明書を持って来店すると様々なサービスを受けられる取り組みが全国で実施されている中、秦野市内でも行われている。行っているのは、インターネット上で秦野市内の情報交換などをしているフェイスブックのグループ『秦野が大好き』のメンバーだ。今月21日に行われた参院選では市内の17店舗が7月31日まで実施している。8月25日投開票の秦野市議会議員選挙では参加店舗数40を目標に、初めて市内全ての店に参加を呼びかける。「選挙への関心を高めてもらうとともに地域活性化に繋がれば」と発起人の小野瀬幸弘さん(48)は取り組みの広がりに期待をする。
菩提で飲食店を経営する小野瀬さん。数年前、自店で投票済証明書持参で飲食の割引サービスを実施した。店内のポップやSNS上での告知だったが、来店客の反応は良く「『選挙に行くきっかけになった』という言葉をもらった」。「自分の店だけで終わらせるのはもったいない」と、グループのメンバーに呼びかけると、2014年12月14日の衆議院選挙でメンバーの18店が賛同し、割引サービスとスタンプラリーを組み合わせた冊子をつくり初めて実施した。その後国政選挙や市議選など、同様のサービスを実施している。
市内全域に参加店を呼び掛け
以前から、「メンバーだけで行うのではなく参加店舗を募り広げよう」という声があがっていた。しかし、参加店舗の取りまとめやリーフレットの作成などが壁となり、仲間内での実施にとどまっていた。だが、8月の市議選を契機に新たな手法への挑戦を決めた。前段階として、参議院選挙ではリーフレット形式をやめ、告知は各店のポスターとフェイスブックの『きっかけは選挙から』にした。メンバーの負担も軽減されるなど反応も上々だったという。今後は、グループ内のメンバーだけではなく、幅広く参加を呼びかける。
相乗効果に寄せる期待
4月に行われた県議会議員選挙は39・44%、今月の参院選の秦野市の投票率は47・88%と政治への関心の低さがあらためて浮き彫りとなった。「取り組みが数字に反映されているわけではないが、選挙に行ったことのない人が行くきっかけになったという人もいる。少しずつ増えていけば」と小野瀬さんは話す。現在、趣旨に賛同し、参加を希望する店を募集中だ(8月4日まで)。参加には注意事項があるので【電話】0463・75・2522小野瀬さん(味乃大久保 14時から21時)へ問い合わせを。*投票済証明書は、投票に行った際、係員に要望することでもらえる。期日前投票も同じ。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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