市議選後に初めて行われる秦野市議会が間もなく始まる。初日に行われる議長人事をめぐり、議員の間では水面下で、そのポストを巡る駆け引きが続いている。
今回の議長人事は、混迷を極める。「保守分裂を招いた今年4月の県議選のシコリが残る」と議会関係者の1人は打ち明ける。県議選の定数2議席に自民党の神倉寛明氏と加藤剛氏が立候補したことで、自民党系の市議が割れた。それが尾を引き議長候補を一本化するのを難しくしているという。また、新人議員も加わり、会派の構成も大幅に変わる見込みであることも、混沌とした人事に拍車をかけている。
そうした状況の中でも、実績で有力と目されているのが5期目の当選を果たしたベテランの小菅基司氏(54)だ。同氏は副議長経験もあり2年前も議長に立候補。阿蘇佳一氏との間で議長を争ったものの、議員による投票の結果12票対12票の同票となり、抽選の結果議長就任を逃した経験を持つ。副議長を経験した保守系議員では、4期目の今井実氏(68)もいる。
今回立憲民主党から出馬し、トップで6期目の当選をした木村眞澄氏(68)は、ベテランで経験豊富なものの、副議長経験がない。加えて立憲民主党の看板を背負い、保守系議員からの支持をまとめることも容易でない。副議長経験がない議員の中で、議長候補に名前が浮上しているのが3期目の八尋伸二氏(56)だ。一部の保守系議員を始め、幅広く同氏を推す可能性があるという。
その他にも秦野市議会では、議会内で調整がつかず、議長再登板となったケースも度々あり、議会が始まるまで、水面下での駆け引きが続く。秦野市議会議長の任期は慣例で2年となっている。
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