秦野市交通安全協会(古谷光一会長)が主催する第51回交通犠牲者慰霊祭が9月20日、国道246号線新町交差点の交通慰霊碑の前で行われた。当日は同会役員のほか、井原義春秦野警察署長らが出席した。
今年は、交通死亡事故の犠牲者2人を合祀し、合祀者は合計312柱となった。慰霊祭では花束奉納、六道譜斎地蔵尊の赤頭巾と前垂れ奉納、折鶴奉納が行われたあと、出席者全員で献花を行った。祭主である古谷光一会長は「傷ましく、悲惨な事故の撲滅に向け、関係団体一丸となって交通死亡事故ゼロを推進していきたい」と追悼の言葉を述べた。特に9月21日から30日まで行われている秋の全国交通安全運動について「子どもと高齢者に関係する事故防止に取り組み、交通死亡事故ゼロのまち秦野市の実現のため尽力する」と誓った。また、井原署長も「ここに眠る312柱の御霊に対し、交通死亡事故ゼロを目指し職務に邁進することを誓う」と話した。
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