「野球は終戦の年、10歳の時からやっているよ」と快活に笑う。今は還暦野球「秦野遊球倶楽部」で仲間と楽しみ、週2回ほど行われる練習にほぼ皆勤賞で参加している。
長崎県に生まれ、県内の父の実家に疎開していた時、野球好きの教諭に教わった。以来その魅力にどっぷりで、当時は部活などなかったが学校で友達と野球で遊んだ。
その後も野球に触れ、18歳で上京した際には就職先の町工場で部を立ち上げ、大会にも出場。その後も転職や起業、プロの講談師に弟子入りし喋りを生業にするなど紆余曲折を経たが、講談師時代も芸人仲間とチームを作るなど暇さえあれば白球に触れる人生を送ってきた。秦野に来る以前は千葉県市川市の野球チームに17年所属し、監督も務めている。
秦野に住んだのは7年前。子どもの近くにと越してくる際、野球チームを事前に調べ即入部した。今は主にセカンドを守るが外野など他のポジションも器用にこなすため、県の傘寿(80歳以上)の大会ではサードやキャッチャーも任された。
今月28日にも、大和市で行われる県の傘寿大会に出場する門口さん。「目標は90歳。走りと守備ができなくなるまで続けたい。健康にいいし、仲間もできるので、ぜひ一緒にプレイしましょう」と笑顔で話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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