秦野市立西中学校で10月14日、PTA主催の「西翔ふれあいフェスタ」が行われ、西中吹奏楽部(部員59人)が公演を行った。
同部は今年8月、小田原アリーナで行われた「神奈川県マーチングコンテスト」に出場。金賞となり、8年連続で東関東大会への代表権を手にした。「3年生が多く初めは意見がまとまらないこともありましたが『絶対に東関東に行きたい』という目標で心が一つになりました」と話すのは部長の古川綾乃さん(3年)。これまで繋いできた代表権獲得というプレッシャーを力に変え、見事に金賞を獲得。決まった時は「心からの笑顔だった」と話す。
10月6日に同所で行われた「東関東マーチングコンテスト」ではマーチングコンテストB部門に出場。惜しくも銅賞で全日本への切符は逃したが、「一番の演奏ができました」と振り返る。
マーチングは隊列を組んで動きながら演奏するため、他部の協力も得ながらグラウンドなどで練習を重ねてきた。その恩返しも兼ねて行った「西翔ふれあいフェスタ」での演奏は、3年生にとって最後の公演。雨のため体育館での演奏となったが、観覧した生徒は「格好良かった」と話し、大きな拍手を送っていた。
「練習場所が限られる中で、自主的に声をかけながら本当に良くやっていました」と五十嵐優子顧問。古川さんは後輩に向け「これからも全力で繫げていってほしい」とエールを送った。
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