秦野市教育委員会は10月15日、秦野市内の市立中学校において、インフルエンザによる今シーズン初の学級閉鎖が発生したと発表した。
学級閉鎖になったのは、西中学校１学年１学級。10月15日から17日まで学級閉鎖となった。同クラスの在籍生徒数は38人で、７人がインフルエンザ罹患者だった。
例年のシーズンは11月末頃。市学校教育課は「今年は例年よりも早く学級閉鎖が発生しました。現段階で、他の学校への広がりは見られず、インフルエンザの流行はまだ先だと思われがちですが、今からうがい・手洗いを意識して徹底ほしい」と話している。
神奈川県では例年より１カ月早く、インフルエンザの流行域に入った地域が出てきているという。インフルエンザの予防には、流行前のワクチン接種やマスクの着用、適度な湿度の保持、うがい・手洗い、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取、人混みや繁華街への外出を控えるなどが有効とされている。
平塚保健福祉事務所秦野センターでは「秦野はまだそれほど多くの罹患報告は出ていませんが、流行域に入ってきています。うがい・手洗いをすることと、早目の予防接種をおすすめします」としている。（10月21日起稿）
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