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全国学力学習状況調査 中学生の平均 全国に近づく 小学生は依然差が顕著

教育

掲載号:2019年11月29日号

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 2019年度全国学力・学習状況調査の秦野市における結果が明らかになった。中学生においては全国平均に近づいた一方、小学生に関しては、全国平均との差が開く結果となった。





 中学生の国語平均正答率では全国72・8%に対し、秦野市71%(1・8ポイント差)、同数学平均59・8%に対し秦野市57%(2・8ポイント差)、同英語平均56%に対し秦野市55%(1ポイント差)となった。3科目とも平均には及ばないものの、国語に関しては昨年の3・2ポイント差から1・4ポイント縮まり、数学に関しても、全国との差が昨年(5ポイント差)と比較し2・2ポイント縮まるなど、前回調査と比較して大きく改善が見られた。また初の調査となった英語については、「話すこと」を加えた推計値では、全国平均の51%に並ぶ正答率となった。

 市教育指導課では今回の結果についてエアコンやトイレの他、ICT環境など、学習環境の整備をはじめ、過去の問題を教材とした授業での活用など、各学校の努力を理由として挙げる。

 一方小学生に関しては秦野市の国語の平均正答率は56%に留まり、全国平均の63・8%と比較するとその差が7・8ポイントとなった。昨年度の調査では全国との差が4・2ポイントだったため、その差はさらに3・6ポイント広がる結果となった。

 算数に関しても秦野市の平均正答率は62%で全国平均66・6%と比べ、4・6ポイントの開きがあり、昨年(4・5ポイント差)と比較しても、0・1ポイントとわずかながら差が開く結果となった。同課では「向上に取り組んでいるものの、小学校では学級担任制のため、中学校と比較して授業改善の成果が出にくいのでは」と推測する。また、小学校では個別支援を必要とするケースも増えているという。

活字離れが浮き彫りに

 中学生への質問紙への回答では、「学校以外で1時間以上勉強している」が70・2%で全国平均(69・8%)を上回った一方、「読書をする」が54・2%(全国65・2%)、「学校や地域の図書館に行く」が12・3%(全国20・4%)など、活字離れが浮き彫りとなった。

 さらに小学生の質問紙への回答でも「学校や地域の図書館へ行く」が26・7%(全国40・5%)、「学校以外で1時間以上勉強している」が56・6%(全国66・1%)と開きが大きく、中学生と同様に、読書や新聞を読むこと、図書館の利用などに関して全国平均との差が顕著に表れる結果となった。

民間協働など新たな取り組みも

 秦野市では今年9月から小学5年生を対象に、民間に委託し旧上幼稚園の園舎を活用した放課後学習支援を開始。ほかにも、指導主事が学校を訪問する回数をこれまでの3倍に増やし学校と協働した授業改善に取り組むなど、学力向上に向けた取り組みを続けている。

 教育指導課では「依然として課題はあるが、現場の先生たちには頑張っていただいている。時間がかかるものもあるが継続して取り組んでいきたい」と話す。

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