石を素材にした作品の制作を続ける彫刻家の西巻一彦さん(60・伊勢原市在住)は12月23日、自身が手掛けた干支の彫刻を出雲大社相模分祠(秦野市平沢1221)に奉納した。
悪性リンパ腫を患った西巻さんの治療が終わり、緩解となったことを機に2013年、同神社の草山清和宮司が「一年に一つずつ、干支の彫刻を造ってもらい、生きる糧になって欲しい」と、作品の制作を依頼した。
7年目となる今年は、子年。完成した彫刻には打出の小槌に寄り添う2匹のねずみのかわいらしい姿が彫られている。神奈川県産の本小松石から西巻さんが手作業で丹念に掘って仕上げた作品は、どこか柔和な雰囲気を纏う。
西巻さんは「神社に参拝に来られた方の願いが叶うように」と、小槌を取り入れた理由を説明した。この彫刻は同神社参道の鳥居の下に一年間にわたり設置され、初詣の際などに、自由に触れることができる。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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