株式会社日本ヴォーグ社キルトジャパン編集部主催の「第3回キルトジャパンコンテスト」が開催され、秦野市堀川のパッチワーク教室フラッグキルトの5人が入選した。「花」がテーマのミニタペストリー部門で高橋美智子さん(66)と霜田絹代さん(70)、飯田たか子さん(67)が企業賞を受賞、露木容子さん(48)が入選に選ばれた。また、バッグ部門からは佐藤久美子さん(64)が企業賞に。
高橋さんの作品『籬(まがき)の菊』はオリムパス製絲株式会社賞を受賞。「オリンピックを意識して、製図。格子の中にも花が見えるように意識しました」と作品へのこだわりを話した。金亀糸業株式会社賞に輝いた霜田さんの作品は『丹沢を望む我が町』。「山の陰影を出すため生地を工夫。作品の中間にある家の屋根もひとつひとつ変えてこだわりました」という。「理想の庭」を表現した飯田さんの作品『ロマンチックガーデン』はクロバー株式会社賞に選ばれた。「花のピースが一つ一つ小さく苦労しました。家に続く小道が肝」と作品への思い入れを話した。『華やぐ秋祭り』の作品で入選した露木さんは「お祭りのはっぴを使用しました。テーマの花の印象が薄かったかなと反省しましたが、入選できて良かった」と振り返る。佐藤さんは『冬の森にて』をテーマにしたバッグで株式会社フジックス賞を受賞。現代的な模様に挑戦した。「コンテンポラリーな作品を意識してモノトーンに仕上げました」と話した。
5人の作品は1月25日から29日まで東京都のクラフティングアートギャラリーに展示される。
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