神奈川県体育功労者表彰を受賞した 飯塚 實（みのる）さん 曽屋在住 72歳
組織支える縁の下の力持ち
○…「事務方は普段なかなか注目を集めることはないけど、今回、事務を務めている人でも受賞できるんだということが示せたかな。これが他の方の励みになれば嬉しい」と話す。秦野市本町地区体育協会の理事長として事務を預かり、会長の方針のもと組織運営を縁の下で支えてきた。
○…体育協会に関わるようになったのは自身が40代の時。地元の弘法山山谷地区でソフトボールチームの立ち上げに関わり、監督としてチームの発展や大会の運営方法などに積極的に意見。そうした姿勢を買われ、体育協会へ。理事、常任理事を務め、１９９６年から理事長を務めている。各大会の会場手配から当日の運営、外部との調整などやることは多岐にわたる。「昔はそうでもなかったけど、やっているうちにまとめるのがうまくなったかな」と笑う。
○…蓑毛で生まれ育った。東小・東中を卒業後、就職。40年ほどいた小田急電鉄株式会社では車両の整備を担当していたという。結婚後、しばらくは座間の社宅にいたが、１９８０年に妻の実家がある山谷地区へ。以来、自治会活動にも精を出してきた。太鼓連などのほか、初開催から関わった納涼祭は今も続く恒例行事となっているそうだ。また、サザンカ杯ソフトボールクラブでは会長も務め、今年も３月から行われる大会に向けて、準備を始めるところだという。
○…長年、体育振興に関わってきたが、今後は後進を育てることに力を注いでいく。「いい人材が見つかったので、しっかり受けついでいかないといけない」。時代は少子高齢化、市民体育祭などへの参加も全体的に減少している。「一人でも多くの方に参加してもらえるよう、時代に合ったものにしていかないと」と先を見据えた。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281／そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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