秦野市内でインフルエンザが流行の兆しを見せている。1月28日から新たに市内の小中学校の5クラスが学級閉鎖となり、また本町小学校2年生は今シーズン初めて学年閉鎖となった。
今シーズンのインフルエンザによる学級閉鎖は昨年10月に初めて発生。その後12月になると一気に増加し、特に12月中旬ごろから冬休みにかけて流行、12月15日から年末の間で幼・小・中5クラスで学級閉鎖となった。
その後冬休みをはさみ、今年に入るといったん学級閉鎖は解消された。ところが1月中旬ごろから再び流行の兆しを見せ始め、1月21日から24日にかけて、北小学校と鶴巻小学校の計3クラスで学級閉鎖が発生。
さらに翌週になると学校を休む子どもが急増。1月28日から本町小、大根小、鶴巻小と本町中学校の計5クラスが学級閉鎖となった。中でも本町小学校では2年生4クラス141人の生徒のうち、インフルエンザ様症状による欠席者が54人となり、2年生全体の罹患者数が増えたため、今シーズン市内の幼稚園・小・中学校では初めてとなる学年閉鎖を余儀なくされた。今シーズンのインフルエンザによる学級閉鎖は延べ18クラスとなった。
平塚保健福祉事務所秦野センターによると、1月13日から19日まで、神奈川県のインフルエンザの罹患数は、1定点医療機関あたり11・7人。10人を超えると発令される注意報レベルを超えていたものの、秦野市内ではその時点で9・6人と、かろうじて下回っていた。しかし20日から27日までの調査の速報値では、10人となることが見込まれていて、注意報レベルに到達する見込みだ。同センターでは、「B型の流行がやや早い傾向があるものの、現在はA型が多数を占め、流行の傾向は、例年と同様。ここにきて小中学校で罹患者が増えているように、これからしばらくは、まだ注意が必要ではないか」と警告する。
合わせて予防のために、「帰宅時のうがいや手洗いに加え、咳が出るときなどはマスクの着用などを心掛けて欲しい」と注意を促す。
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|