香雲寺(大塚昭雄住職・秦野市西田原437)の参道の梅が、見頃を迎えようとしている。
秦野市内で梅の名所として知られている同寺。全長約200mの参道の脇には白梅や紅梅などが植えられ、満開時には梅のトンネルさながらの参道を、香りを楽しみながらゆったりと観賞する人々で賑わう。
今年も、暖かくなった2月5日頃から咲きはじめ、一度冷え込んだために勢いは止まったものの、日当たりによっては満開に近い木もある。
境内にはスイセンも咲いており、早春を感じることができそうだ。
香雲寺は、1564年に大藤政信が羽根村の春窓院を移して再興した曹洞宗の寺院。1591年には徳川家康から寺領5石の朱印を受けた由緒ある寺となっている。
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