飯島匠人(たくと)君(広畑小学校6年)がフェイスシールド約60個を手作りし、秦野市社会福祉協議会などに寄付を行った。
特別養護老人ホームで働く母親のゆきゑさんから、新型コロナウイルス感染症の飛沫感染予防アイテムとして、フェイスシールドが福祉の現場で活躍していることを聞いた飯島君。しかし、身近な施設ではまだ手に入っていない現状を知り、自分でも作れないかとインターネットを検索した。フェイスシールドの作り方を解説している動画を見つけ、工作が得意だったため、実際に作ってみることにしたという。
材料は全て100円均一の店舗で購入。顔を覆う部分はB4サイズの透明な硬質カードを切って使い、ワンタッチホックを利用してシールド部分が動くようにしたほか、額部分にクッションを、頭への装着時に調節しやすいようマジックテープを活用している。硬質カードの加工は力がいるため、ゆきゑさんが手伝ったが、あとは全て飯島君が作業。「最初は1日に1、2枚しか作れなかったけど、だんだん慣れてきて6枚くらい作れるようになった」と話す。一番力のいるワンタッチホックの取り付けに定規を使うなど工夫し、効率化を図っていった。
出来上がったフェイスシールドは最後に除菌シートで拭き、ゆきゑさんを通して施設に寄付。スタッフに喜ばれ、感謝の手紙も貰ったことで創作意欲に火が付き、早いペースで次々と作り上げていった。多くの人に使ってほしいと、社協にも寄付したという。
「みんなに必要だと思って作った。これが使わなくてすむようになればいい」と飯島君。「人の役に立つことをしたい。夏休みの自由研究とかで子どもでも作れるぬわないマスクとか考えてみたい」と話した。
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