秦野丹沢ライオンズクラブ(高橋克実会長)の40周年記念例会が6月20日、秦野商工会議所4階大会議室で行われた。当日は会員や来賓ら37人が参加し、40年間の歩みを振り返ると共に、交流を深めた。
秦野丹沢ライオンズクラブは1980年、秦野ライオンズクラブをスポンサーとして結成。その後、国際的な社会奉仕団体の一団体として、さまざまな活動を行ってきた。特に、盲導犬支援はメイン事業として取り組んでおり、日本盲導犬協会の協力のもと、15年間にわたって市内の小学校に出向いて授業を行っている。
当初、記念式典として40周年を盛大に祝う予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止に。高橋会長は冒頭で「準備を進めてきた会員の思いとしては悔しい限り」と話しながらも、「記念例会として開催できたことを嬉しく思う。式典が中止になったため、少しでも街の力になればと秦野市の新型コロナ対策に寄付を行った」とあいさつ。また「現在、会員は20人。チャーターメンバーの4人には、今まで丹沢ライオンズクラブを引っ張ってもらったことに感謝すると共に、皆様にはこれからも見守っていただければ」と話した。
5団体に寄付
会長あいさつの後、大野祐司40周年実行委員長が記念事業について報告。盲導犬教室や水無川河川敷花壇整備、赤十字街頭献血活動支援などについて説明した。
続いて、5団体に寄付を贈った。
寄付を行ったのは秦野市の新型コロナウイルス感染症対策事業費として100万円。そのほか、丹沢ライオンズクラブが活動支援を行っている日本盲導犬協会、頭高山を愛する会、秦野市自閉症児・者親の会、学生団体E4にそれぞれ金一封を送り、高橋会長が代表者へ目録を手渡した。これを受け、秦野市と日本盲導犬協会から感謝状も贈られた。
高橋昌和市長は「40年に渡る地道な奉仕活動によって秦野市に寄与していただいた。今回、新型コロナ対策経費として寄付もいただき、大変感謝しています」と述べた。また「この寄付の気持ちを受け止め、長い闘いにしっかり取り組んでいきたい」と話し「40年間の活動の中で培ってきた皆様の経験や人脈は秦野の力であり、引き続きお力添えをいただきたい」と呼び掛けた。
そのほか、例会では結成当初から活動を行っているチャーターメンバーに花束が贈られたほか、会の最後には抽選会も開催。賞品の中には掃除機やカメラなどがあり、名前が読み上げられると当たったものに一喜一憂する場面も。始終なごやかなムードで閉会した。
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