コロナウイルス感染拡大に対応して 県議会報告㉑ 過去最大規模の補正予算が成立!! 神奈川県議会議員 神倉ひろあき
令和2年神奈川県議会第2回定例会は、5月15日に始まり7月10日の本会議において、新型コロナウイルス感染症対策等、総額1506億円の補正予算が可決され閉会しました。今回は、補正予算関連の私の予算委員会での質問の一部をご報告いたします。
◆新型コロナウイルス感染症への対応について
質問 今回の補正予算案の基本的な考え方はどのようか
答 医療提供体制をしっかりと維持しながら、経済活動を段階的に引き上げていくための施策に取り組むためである。
質問 今後の財政運営についてどう考えているか
知事 コロナウイルスの第2波等に備えつつ、本格的に経済活動を回復させるため、更なる補正予算措置を適切に講じる必要があり、あらゆる財源対策を駆使して、新型コロナウイルス感染症対策に迅速・的確に対応できる財政運営を目指す。
質問 今後の組織体制の在り方についてどう考えているか
知事 県内保健所との連携を一層強化する必要がある。「神奈川モデル」を安定的に運営していくための新たな組織を健康医療局内に8月にも設けることを検討している。
民間企業からの人材協力により、最新のICTを使い、店舗等に掲示する「感染防止対策取組書」の自動発行や2次元コードを読み取ることで、店舗での濃厚接触の可能性を通知してくれる仕組みなどを圧倒的なスピードで導入した経験も踏まえ、民間企業の専門人材に牽引役をお願いするなど、県業務のデジタル化に向けた執行体制を整え、県民サービスの向上を図る。
要望 財政運営や財源確保に向け引き続きしっかり取り組んでいくと共に、コロナ禍において、県民の「いのち」、雇用、事業、そして生活を守り抜くため、新たな組織を早期に整備・構築することを要望しました。
◆医療提供体制の維持確保について
質問 第2波への備え、地域医療を守る医療体制の維持・確保にどのように取組むのか
知事 すべての医療機関をしっかりと支えることが重要である。国の第2次補正予算では、新型コロナに対応する病床確保への補助が4月にさかのぼって約3倍になるなど、地方への交付金が飛躍的に増額されたが、十分ではない。各医療機関を支援するため、補正予算による対応を実施すると共に、国に対し、医療機関に対する中長期的な支援を求めるなど、引き続き関係団体等と連携して地域医療を守る取組みを行う。
要望 多くの医療機関が経営状況の悪化に苦しんでおり、コロナ禍を乗り越えた後、地域の医療体制に支障が生じないよう、県として医療機関を最大限バックアップするよう要望しました。
今後も新型コロナウイルスの感染拡大防止と社会経済活動の両立、医療提供体制の確保に努力して参ります。
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|