内屋敷稲荷神社で8月29日、鳥居の奉納式典が行われた。この日は鳥居を奉納した関野弘幸さんをはじめ、周辺で耕作を行う人々11人が参列。神事を執り行った。
この稲荷神社は秦野市羽根の畑が広がる山崎地域の一角にひっそりと建てられている。代表を務める大津智司さんによると、神社の歴史は古く、昔から村の守り神として親しまれてきた。神社には江戸時代に同地域を治めた今井家の名と共に『正一位今井稲荷大明神』と書かれた木簡も残っている。参列者の話によれば、かつては例祭の折には幟が立ち、参道は芝居や露店などで賑わったそうだが、時代と共に管理する人がいなくなっていったという。
現在は、古くからあるこの稲荷神社を守ろうと、地域住民や神社の周りにある畑で耕作を行っている有志が集まり、神社の整備を実施。年1回、2月の二の午に神事を行っている。
今年は鳥居が老朽化していたことから、春頃に関野さんが新調し奉納。奉納式を予定していたが新型コロナ感染予防のため延期し、8月の開催になった。大津さんは「地元のみんなで社を作ったりして大事にしてきた神社。若い世代に継承していきたい」と話した。
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