市内堀西にある岩田瀧雄さんの畑で、8月末ごろから珍しいサトイモの花が次々と咲いている。
サトイモは東南アジアが原産地で、高温・多湿を好む。県農業技術センターによると、「一般的に珍しいといわれているが、品種によって日本の暖地でもまれに着花することがある」という。花は淡い黄色で、細長く先のとがった円錐状をしている。
岩田さんは自宅そばの畑で家庭用のサトイモなど野菜を栽培。サトイモは妻の実家から譲りうけたもので、50年以上育てている。
花をみつけたのは8月30日。隣りの畑で作業していた岩田宇一さんが偶然、花芽を発見した。毎日観察していると、10株ほどが順々に咲いたという。岩田さんは「例年との違いは長雨と暑さ。今年から肥料を変えたせいか、大きく育った気がしていたが、まさか花が咲くとは思わずびっくりした」と話した。
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