2020年9月秦野市議会第3回定例会が10月6日までの会期で行われている。今議会には2019年度秦野市一般会計歳入歳出決算の認定他、議案14件と報告6件が上程されている。また議会初日の7日には副議長選が行われ、露木順三副議長が選任された。
2019年度の秦野市一般会計決算見込み額は歳入総額を500億6979万9048円とし、歳出総額を485億1124万9356円としている。歳入に関しては、財政調整基金の取り崩しを抑制したことなどによる減額(4憶7237万円)などがあったものの、幼児教育・保育の無償化による国庫支出金(7億8575万円)、消防署西分署や「はだのクライミングパーク」など大型の建設事業の実施に伴う市債ほかにより、前年度の決算額494億2769万9957円と比較して6億4210万円の増額となった。
一方歳出に関しては幼児教育・保育の無償化の影響や障害者サービスの充実他により前年474億9329万9608円と比較し10億1794万9748円の増となった。秦野市では「年度末における新型コロナウイルス感染症の影響が、様々な分野に影響を与え始めているのと同時に、超高齢社会による社会保障費の伸びなど、これまで以上に厳しい財政状況に置かれている」と指摘する。そうした中でも「中学校給食の完全実施など、重点事業を着実に進めた」と説明する。
その他同市議会では2020年度秦野市一般会計補正予算や、秦野市・伊勢原市消防通信指令事務協議会規約に関する協議についてなどの議案が上程されている。
また、議会初日には副議長選が行われ、露木順三市議(共産・4期・68)が選任された。共産党の市議が副議長を務めるのは2005年以来。秦野市議会では申し合わせにより議長の任期を2年、副議長の任期を1年としていて、今年は議長の交代はない。(9月7日起稿)
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