人生100年時代を楽しむために必要なこととは？ 今年88歳を迎え、ますます活動的に毎日を過ごしている金井肇さんと恩蔵麗子さんを取材。お二人とも日々の食事は自分で作り、日ごろからできる範囲の運動を欠かさない共通点がありました。
合成樹脂の羽根つきボール（ゴルフボールにバドミントンの羽根をつけたイメージ）を普通のゴルフクラブで打つミニゴルフの一種「ターゲット・バードゴルフ」は、初心者でも気軽に始められ、適度な運動量が健康増進に効果的と特にシニア層に人気のスポーツ。
「明るく、楽しく、元気よく、皆で作る木曜会」をモットーに、週３回市内で練習を行っている「秦野ＴＢＧ木曜会」（相原良光会長）も、ターゲット・バードゴルフの愛好家たちの集いだ。
同会メンバーの最年長で今年米寿（88歳）を迎えた、金井肇さんと恩蔵麗子さんに話を聞いた。
まほろばに魅力を感じて
定年後に秦野へ移住してきたという金井さん。「”まほろば”っていうくらいだから、きっと良いところだと思って」。５年ほど前に、メンバーの紹介で木曜会に入会。週３回の練習は「素晴らしい仲間たちと楽しく過ごせる最高のひととき」と金井さん。健康長寿の秘訣は「早寝、早起きでしょうか」と話す。朝食と昼食は自身で手作りしているそうだ。納豆は必ず食べ、家庭菜園で手作り野菜も育てている。「張り切らず、たるまず、ちょうどいい毎日」を送りたいと話す。「楽しみや幸せは自分で見つけるもの、と思います」という言葉が印象的。
人生前向きに規則正しい生活
広報はだので同会の存在を知り、体力維持のためにと11年前に入会。週２回の練習で汗を流す恩蔵さん。「とにかく仲間と楽しくプレーできること」とその魅力を語る。健康長寿の秘訣は「規則正しくメリハリをつけた生活」ときっぱり。恩蔵さんも毎食手作りの食事を欠かさない。魚と肉のどちらかは必ずメニューに加えているという。
バードゴルフ以外にも趣味は多彩。広畑ふれあいプラザで麻雀中級講座に週１回通っている。「心がけをよくして、楽しい現在の生活を維持していくこと」がこれからの目標だ。
同会に参加したい人、興味のある人は相原会長【携帯電話】０９０・７０００・１１２３へ。
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週３回の練習を欠かさない金井肇さん。「元気で留守がよろしいようで(笑)」とご家族も喜んでいるそうだ。至福のひとときは「夕暮れ時に洋楽を聞きながら早めの晩酌が最高」。囲碁も趣味のひとつ。
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柔和な笑顔が素敵な恩蔵麗子さん。体力維持のために始めたターゲット・バードゴルフはもう11年になる。離れた孫たちとの家族会議はZOOMを活用、パソコンも使いこなすスーパーウーマンだ。
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