はしご車に乗り込む園児たち
秦野市消防本部は11月６日、にこにこ保育園園児に対して「一日消防士体験」を行った。同保育園は、幼年期から防火や防災の知識や関心を持ってもらうために同本部が任命する幼年消防クラブの一つ。
この日は年長の太陽組の園児たち11人が、消防本部を訪れ、職員から消防車や救急車、消防職員の仕事などについて話を聞いた。
園児たちからは消防車についている装置や装備などについて「あれは何に使うの？」「あそこは何するためにあるの」など元気な声で矢継ぎ早に質問があり、職員がわかりやすく答える姿などがみられた。
また今回ははしご車も体験。地上30メートの高さまではしごが伸び、園児たちは怖がる様子もなく、上空から秦野の景色を眺めることができた。子どもたちからは「怖くなかった、楽しかった」「赤十字病院と保育園が見えた」といった感想が聞かれた。そのほかに火災に見立てた的をめがけて放水するなど、貴重な体験を通じて防火意識を高めていた。
放水も体験
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