秦野市立上公民館(諸星勝館長)で1月8日から14日まで、五穀豊穣や無病息災を願う伝統行事「オンベ竹と団子飾り」の展示が行われた。
この行事は秦野の慣習や風習などを後世につたえるために、同公民館が地元有志の協力で毎年実施している。
8日は、地元の上幼稚園(中村克己園長)の4歳児と5歳児10人が公民館を訪問。今年は新型コロナウイルス感染症拡大のため、試食会は中止して、飾り付けのみを行った。園児たちは地元で切り出したコナラの木の枝に、「コロナがなくなりますように」「きっと団子さんが願いを叶えてくれるよ」などと話しながら赤や緑、白色の団子を飾っていた。
また地元有志が作った丸い形の団子に加え、無病息災や子孫繁栄を願い団子の粉で作られた干支の丑、小判、ヤツガシラなども飾られた。
オンベ竹は「どんど焼き」の中心となる柱で、青竹に役目が終わっただるまや正月飾りなどを舟形に飾り付ける。このオンベ竹が、年神様が降臨する目印になったと言われている。竹が倒れる方向で、一年の豊作・凶作などを占う所もあるという。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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