鶴巻に住む田中静子さん(87)が、つるまきこども園に絵本23冊を寄贈した。絵本は1月7日に園に届き、保育の中で活用されている。
田中さんが絵本の寄付を決めたのは、長引く新型コロナの影響がきっかけ。外出が難しい状況が続く中、「将来を担う子どもたちに絵本で楽しめる時間をつくりたい」と、下大槻のハラ書店に相談した。
「それなら地元のこども園はどうか」と同店がつるまきこども園と田中さんをつなぎ、園が希望の書籍を選定。0〜5歳児の全ての年齢層が楽しめるよう、幅広い種類の絵本を選んだ。
中には高額な大型絵本や、縦1メートル以上の特殊な形の絵本もある。「絵本は情操教育にいいのですが、まとめての購入や特殊な絵本の入手は難しいので、とてもありがたいです」と込山真由美園長は感謝を述べる。
紹介のためしばらく展示していた絵本を読むのを、楽しみにしていたという園児たち。同園では5歳児の感謝のメッセージとともに、絵本を読む様子の写真を田中さんに届ける予定だという。
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