秦野市薬剤師会(大島正会長)が3月から4月にかけて、新型コロナウイルスワクチンの集団接種に向け研修会を行っている。初回の3月18日には、同会事務所に約15人が集まり、ワクチンの取り扱いなどを学んだ。
秦野市で今後予定されている集団接種では、同会は会場でワクチンを実際に使えるよう希釈する役割を担う。しかし、会員の多くが普段働いている調剤薬局では、注射器を使った作業はほとんど行わないため「スムーズな集団接種のために、練習の場を設けることにしました」と大島会長は話す。器材の取り扱い経験が豊富な会員を講師に、すでに接種が始まっている都内の病院などから情報を入手し、前週に理事が研修。その後、会員向けにワクチンの瓶を模したものを使い、注射器の扱い方や、希釈のコツ、消毒の徹底など実践を交えて研修を行った。会員らは一つひとつ手順を確認しながら、処理スピードのアップを図るために練習を行っていた。
「秦野で使用予定のワクチンは希釈から2時間以内に使わないといけないため、事前の用意ができない。こうして練習をすることで、当日の動きは全く違うはず」と大島会長。「薬剤師免許を持つものは、公共の衛生活動に寄与することが責務。集団接種本番までに技術を学び、スキルアップした上で協力していきたい」と話した。
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