秦野市内の子育て支援と青少年育成の拠点、はだのこども館(関野和之館長・秦野市寿町3の12)で3月19日、未就園児と保護者を対象にしたイベント「ハッピーおたのしみ会」が行われ、親子22組が参加した。
同館は青少年会館が前身。子育て支援事業の1つとして、2009年から未就園児と保護者を対象にしたイベント「キッズおやこひろば」を毎月定期的に開催している。歌や体操、工作などを楽しめ、毎月通うファンも多いことから、子育て世代の交流の場にもなっている。
おたのしみ会は毎年3月に、1年間の子どもたちの成長を振り返る場として実施されている。今年度は「かさじぞう」など子ども向けの映画を上映やうた遊びをしたほか、今年度にこども館で行われた絵画教室やクリスマス会、木工教室などの写真をまとめたスライドを上映した。スライドに写った自分の姿をみた子どもたちは「私と友だちが写ってる」「(イベントを)思い出した、楽しかったね」などと親子でニッコリ笑いながら声を弾ませていた。
フィナーレではサプライズ企画としてクマの着ぐるみも登場。子どもたちは風船をもらい、クマと司会者が作ったアーチを嬉しそうにくぐっていた。司会を務めた青少年指導員の田中まり子さんが「1年間頑張った子どもたち、連れてきてくれたお母さんたちに拍手」と呼びかけると、会場は大きな拍手に包まれていた。
関野館長は「2020年度は新型コロナの影響でこども館が休館した時期もあった。7月から検温や手指消毒などを参加者の方にご協力をいただき、キッズおやこひろばを開催することができた。今後も子どもたちの成長を見守ることができれば」と話した。
![]() 1年の成長を振り返るスライド
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![]() クマも登場したフィナーレ
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