秦野少年補導員連絡会の会長に就任した 中尾 洋子さん 南矢名在住 65歳
まっすぐに、努力を怠らず
○…パトロールしていて感じることは、外にいる子どもの数は減っているということ。その一方で深刻なのが、子どものスマホ。LINEなどで子どもを狙った犯罪やいじめ、子ども自身によるゲームの課金などスマホを通じていろいろな危険を孕む。「いま力を入れているのが、そうした危険性について周知する、サイバー犯罪防止教室です」と強い口調で話す。
○…佐賀県で生まれ、小学校4年生の時に秦野に移り住んだ、準秦野っ子。これまでに広畑小学校、大根中学校、秦野高校でそれぞれPTAの会長を務めてきた。そうした経験やリーダーシップは、先輩の目に留まらぬはずもなく、声を掛けられて、補導員の一員となった。
○…「本当は得意ではないんですけど…」と、これまで様々な組織の長に就いてきたことに対して、率直な感想を話す。しかしそれを受けるようになったエピソードがある。息子が小学4年生の頃。動物が苦手だった息子が飼育委員に立候補し、それを走って帰ってきて、息を切らせながら報告してくれたことを鮮明に覚えている。「例え自分が苦手なことであっても望まれたら応えたい。そのことを子どもに教わりました」。
○…大切にしてきた言葉がある。「体曲がれば影ななめなり」「建設は死闘、破壊は一瞬」。まっすぐに生きること、そして何かを成し遂げるには大変な努力が必要で、せっかく作り上げたものもちょっとしたことでだめになってしまうこと。この二つを2人の息子たちに伝えてきた。長男はすでに独立し、現在は夫と次男の3人暮らし。夫婦2人で定期的に出かけるオシドリ夫婦。「あと実は、韓流ドラマにはまってます…」と、ちょっと恥ずかしそうに打ち明けてくれた。
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>