堀川小5年の石木田幹太さんと高橋頼門(らいと)さんが下校中、けがをして倒れていた高齢女性を助けようと声掛けを行った。
4月9日、学校を出てすぐの堀川公民館駐車場で高齢女性が倒れているのを見つけた石木田さん。「知らない人に声をかけるのは緊張した」というが足から血を流し人通りも少なかったため、放っておけないと思い声をかけたが最初女性からの反応はなかったという。
心配でその場を離れられずにいたところ、通りかかった高橋さんが石木田さんと女性に声をかけた。どうすべきか2人で話し合っていたところに、送迎に来ていた学童保育でんでんの府川優樹代表が合流。女性は落ちつきを取り戻し、「近くだから大丈夫です」と歩いて帰宅していった。
府川代表が駆け付けられたのも、車の中にいた堀川小6年の北村彰太さんがきっかけ。様子がおかしいことに気付いた北村さんが「ちょっと見てくる」と率先して動き、府川代表に報告した。
父が警察官で、将来は警官になるのが夢という石木田さんと、「強く優しい人になりたい」という高橋さん。「これまで経験したことない場面だったけど、ちゃんと動くことができて良かった」と笑顔を見せる。
その場に居合わせた府川代表も、「子どもたちの優しい気持ちが嬉しい。こうやって行動できる子たちが増えてくれたら」と話した。
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