秦野市役所(秦野市桜町1の3の2)で、市の花「なでしこ」が可憐な花を咲かせている。
このなでしこは正式にはカワラナデシコといい、ナデシコ科ナデシコ属の多年草。花期は6月から9月頃までと長く、古く万葉集の歌にも詠まれ、秋の七草の一つに数えられている。
「なでしこ」が市の花に制定されたのは1972年。かつては市内でも四十八瀬川沿いの土手などに多く咲いていたが、現在は自生しているものはほとんど見られなくなったという。
こうした状況を受け、市は2015年の市制60周年記念事業の一環として、なでしこ復元事業を実施。公共施設などへの植栽のほか、市民への苗の配布を行ってきた。毎年、公共施設等で採れたなでしこの種を配布用としてきたが、今年は在庫が減少してきたため、一般配布を一時休止。公共施設への植栽のみとし、種のストックの増加を図るという。
市役所の正面入り口の花壇に植えられているなでしこは、薄いピンク色の花を咲かせ、来庁者の目を楽しませている。
市では、種が一定量確保でき次第、一般配布を再開する予定。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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