社会福祉法人常成福祉会(秦野市菩提)が10月4日、花鳥神社に木製のベンチを寄贈した=写真。
このベンチを手掛けたのは、身体に障害のある人が作業している同法人の多機能型事業所「秦野ワークセンター」の利用者。同法人と神社の場所が近いことから、神社のイベントに参加したり、よく散歩に来たりと交流があるという。また、同神社には近隣の住民や幼稚園・保育園の子どもたちも散歩に訪れるなど、地域の憩いの場となっている。しかし、これまで散歩に来ても座って休憩できる場所がなかったため、今回同法人が寄贈を提案し、製作した。
ベンチのこだわりは、”座りやすい角度”。障害で片手が使えない利用者らは2人で1つの工具を使うなど、協力して作り上げた。しっかりと安定した座り心地で、木のぬくもりとあたたかみのある色合いに癒される。
同神社総代の栗飯原勝男さんは「とても立派なベンチを寄贈していただきありがたいです。非常に便利になりました」と話した。
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