秦野市地域婦人団体連絡協議会が、公益財団法人全国防犯協会連合会の「功労ボランティア団体賞」を受賞した。新型コロナの影響で表彰式が中止となったため、11月10日に秦野警察署で行われた伝達式で、賞状と記念の盾が贈呈された。
同団体は1955年に発足。各地で活動していた婦人会を統合し、生活の向上や女性の地位向上を目的に活動を始めた。時代と共に活動内容も変化し、地域交流活動への参加や清掃活動、登下校時の児童の見守り活動、防犯講話、各種防犯キャンペーンなどにも積極的に参加。2011年からは他市に先駆けて女性目線での「防犯パトロール」も開始している。
現在は5団体約250人が所属。防犯パトロールは月1回、秦野警察署や地元交番・駐在所等の警察官らと連携して行っており、歩いて回ることで普段は目が届かない場所の確認や、住民との触れ合いなど、地域の状況を細かく把握することができているという。
こうした長年の防犯活動が今回評価を得て、全国表彰を受けることになった。
全国で42団体が受賞
防犯功労者、団体、ボランティア団体表彰は例年、全国防犯協会連合会・警察庁主催の「全国地域安全運動中央大会」の中で表彰が行われている。今年は9月30日に実施予定だったが、コロナ禍で中止に。表彰状の伝達は所管の警察署で行われることになった。
ボランティア団体表彰は全国で42団体が受賞。伝達式には渡邊明美会長(75・西田原)、鎌田初子副会長(71・菖蒲)、高橋房江副会長(71・南矢名)の3人が出席し、竹田茂署長から賞状と盾を受け取った。
渡邊会長はパトロール開始時の思い出や揃いのベストを着ることで啓発につながっている事などを説明。「継続は力なり。会員の協力あっての賜物なので、受賞を心から嬉しく思っている」と喜びを述べた。
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