特別支援学校の卒業生の作品展覧会「アールブリュットinみくるべ」がK2ギャラリーみくるべ(秦野市三廻部313)で開催されている。
今回展示されている作品は約170点。7人が各々の力作を出展している。売井坂謙太さんは似顔絵が得意など、見たものを素直に描くことができる特技を生かしビール瓶の絵を展示。絵を生業にしている小酒井基紘さんは、大好きな電車や動物をペン画などで表現している。養護学校の授業から陶芸に興味を持った鎌田悠希さんは独自の技法の陶芸作品を展示し、西川美奈さんは新聞紙で作った精巧な猫の立体アートとその作り方も紹介してくれている。高校美術教師である父と親子展を開催したこともある沼田理瀬さんは、大胆な筆遣いの絵画を出展。フランスやアメリカのグループ展にも参加した経歴をもつ宮川祐樹さんは段ボールで作った鉄道を約50台展示しているほか、植物好きの佐々剛史さんはその思いを14mの絵巻で表現している。
会期は1月30日(日)まで(金・土・日曜日のみオープン、14〜16日は休廊)、時間は正午〜午後5時まで。入場無料。
同ギャラリーオーナーの高山健一さん(68)は「障害のある人たちの純粋で飾らない表現を見ていただきたい。きっとどなたにも新しい発見があると思います。楽しんでもらえるだけで彼らの応援になりますので、ぜひ見て応援してもらえたら」と来場を呼び掛けている。
問い合わせは高山さん【携帯電話】090・6495・2292へ。
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