秦野警察署は1月13日、広畑小学校の5・6年生48人を対象に「110番体験」を行った。
同署では1月10日の「110番の日」にあわせて啓発活動を実施。例年はイベントなども企画しているが、今年は下大槻団地広場で高齢者などを対象とした啓発活動と小学生を対象とした初の110番体験を行った。
「子どももスマホを持っている時代。どんな時に110番通報をするのかなど知ってほしい」と話すのは同署地域課の望月章仁課長。体験授業では初めに110番とは何か、1年間に神奈川県内でどのくらいかかってきているのか、などを子どもたちに説明した。
その後、代表で3人の児童に3つのシーンで通報をしてもらうことに。受け手は、実際に110番通報した際に電話を受けている神奈川県警の通信指令課指導係専門官の神山淳さんが担当した。
体験の想定シーンは【1】歩いている途中で不審者に声をかけられる【2】ひき逃げに遭遇し、倒れている人の代わりに通報する【3】ひったくり犯を目撃して被害者の代わりに通報するという3つのパターン。体験した児童たちは神山さんの「事件ですか、事故ですか?」「ケガ人はいますか?」などの質問に、被害者の話を聞き取りながらしっかり受け答えをしていた。また、3つ目のパターンでは走り去る犯人の特徴を覚えなければならないという難易度の高さだったが、子どもたちはしっかりと服の色や体格などを見ており、神山さんの質問に正解を答えていた。
体験した村永月斗(らいと)さんは「何を先に言えばいいか迷った。難しかったけど、今回練習したので次はできると思う」と話す。望月課長は「専門官の質問に対し非常に良く答えていて頼もしく思った。今後も機会があれば続けたい」と話した。
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