社会福祉法人かしの木会(飯田雅子理事長)が運営する「くずは学園通所活動棟」(秦野市菩提)が完成し、6月17日に落成式が行われた。この建物は2019年に秦野市に被害をもたらした台風19号により被災した活動棟の代替え施設として整備された。
同施設は、知的発達障碍者の通所活動の充実を図ることを目的としている。佐野建築設計室 一級建築士事務所(千葉県)が設計を手掛け、「くずは学園通所棟建設企業体」として株式会社丸山工務所(藤沢市)と秦野市の新進建設株式会社が施工を担った。
延べ面積はおよそ659・50平方メートルで、敷地の形状を生かして扇型曲線形状となっているのが外観上の特徴になっている。
同法人の理事で東海大学工学部建築学科教授、一級建築士の山崎俊裕さんは「将来の利用者数の変動や活動プログラムの変化に対応できるよう、間仕切りは可動式にしたり、活動空間の天井を通常より高めの勾配天井として、高窓からの自然採光によって明るい空間を確保するなど工夫を凝らした」などと説明する。
飯田理事長は式典で「利用者の個々の能力をいかに伸ばしてあげるか。自分でできることが増えて達成感が得られれば、さらに人生が豊かになる。そんな取り組みの場としていきたい」と話した。
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|