コロナ禍で延期となっていた丹沢音楽祭が3年ぶりに開催される。今回のメイン曲は「第九」。音楽祭当日、プロオーケストラの演奏のもと、クアーズテック秦野カルチャーホール(秦野市文化会館)の大ホール舞台で歌うことができる市民の募集が始まる。
丹沢音楽祭は、音楽や市民同士の友好の輪を広げることを目的に、市民参加型の音楽祭として1984年から開催されている、歴史ある音楽祭。
コロナ禍で延期になっていた第33回音楽祭がようやく3年ぶりに開催される。7月17日に開かれた同音楽祭実行委員会で決まった。
音楽祭の開催日は来年2023年2月26日(日)。会場はクアーズテック秦野カルチャーホール大ホール。当日の指揮者には、2009年Newsweek Japan誌で「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、2013年には第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞した三ツ橋敬子さん。演奏には三ツ橋さんとの共演実績もある東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団を迎える。全席自由席一般3500円、学生2000円、未就学児は入場不可。チケット発売は2023年1月の予定。
『第九』合唱団員募集
同音楽祭実行委員会は、この丹沢音楽祭で公演の一員として、舞台に立つ市民合唱団を募集する。応募用紙はクアーテック秦野カルチャーホールの窓口で配布されるほか、同ホールのホームページからダウンロードが可能。申し込み受け付けは8月17日(水)から9月25日(日)まで。
音楽祭実行委員会の加藤雅彦委員長は「東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団という首都圏でもハイレベルなプロオーケストラと、また丹沢音楽祭では初めて女性の三ツ橋敬子さんという世界的な指揮者を迎えての『第九』です。市民の皆さん、どうぞふるってご参加ください」と話している。募集要項は以下の通り。
●参加資格/秦野市内在住・在勤・在学者、および市内で活動している人で10月から来年2月まで行われる11回程度の練習に概ね参加できる人。募集開始から2週間後に定員に満たない場合は市外の人も参加可能。●募集人員/200人(ソプラノ70人、アルト70人、テノール30人、バス30人)。●曲目/交響曲第9番(ベートーヴェン作曲)、丹沢讃歌(森一歩作詞/加藤正二作曲)。●参加費/一般1万8000円、学生6000円(中・高・大)。参加費とは別に大人の参加者はチケット3枚、学生はチケット2枚を別途購入のこと。※楽譜(第九、丹沢讃歌)を持参。ない場合は購入もできる。
問合せは同ホール内実行委員会事務局【電話】0463・81・1211へ。
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